リバネス大阪インターン生のブログ

リバネス大阪のインターン生が気ままに文章を綴っていきます。

【研究】電力源に木を使う。【おもしろい】

今回紹介するのはMetabollic Energy Hervestingという研究。なんじゃそりゃ。

 

簡単にいえば

エネルギーを生き物から取り出しちゃえ!

っていうような事です。

 

Voltree PowerというMITでできたベンチャー企業は木の内側とその根っこが刺さってる土との間の電位差を研究をしています。その電位差を使えば発電ができます。

こちらがVoltreeの公式の動画。↓

www.youtube.com

 

 

発電しちゃう木とかないかなーとふと思いつき、ググッてみたところ...MITの人がやってんじゃん...しかも土と植物の電位差なんて思いつきませんでした。

 

例えば、この技術を使ってこんなことをしようとしている人がいます。

http://assets.inhabitat.com/wp-content/blogs.dir/1/files/2012/04/ALMAtreelamp_Environment_TheresaHarmanen-537x327.jpg

↑ 木に刺すだけで光る照明(ALMA Tree Lamp | Theresa Harmanen Design Works

 

 

この研究は発電だけではなく他にも様々なアプリケーションが考えられる素晴らしい研究です。例えば、センサー。地震の前には電磁波が生じます。それによって木の持っている電荷は微妙に変動しますが、Voltreeの土と木の間の電位差を「見る」技術を使えば、それを検知することができます。地震を予知することができるのです。

 

エネルギー問題とか、いろんな問題が転がっている世の中だけど、もしかしたら身の回りのものの生かし方によっては、解決しちゃったりしちゃうんじゃない??

 

文・こだいご(大上能悟